冬でもミニスカートやショートパンツをはいている女性が多くいますが、見えないところでウォームビズ・アイテムを活用しているんです。
最近の高機能ウォームビズ・ウェアは、本当に温かくて冬場のおしゃれにも大活躍します。自分も温かく地球温暖化対策も出来るんですから、ウォームビズ大歓迎です!
暖房設備で調節する変わりに服装や防寒グッズを利用して省エネ・エコに乗り切ろうというのがウォームビズ政策です。これは、どちらかというと気温が低くても薄着でファッション性を重視する傾向の高い女性が対象になっているようです。
同じように夏場の冷房温度を低めに設定するクールビズもありますが、こちらはどちらかというと夏場でも長袖スーツを着ることが多い男性を対象としたものです。
経済効果は、クールビズよりウォームビズの方が高いという調査結果もありますが、どちらも省エネに繋がり、イメージアップにもつながることから会社や地域団体が積極的に取り入れています。
ウォームビズでは暖房の設定温度を20℃に設定して省エネ・温暖化対策を行う、ということが推奨されています。
しかし暖房設備の場合「ヒーターやエアコン」「電気カーペット」「こたつ」など、使用されている燃料の種類や電力の消費量などがかなり違ってきますよね。そのため、同じ設定温度にしても、温室効果ガスの削減量は違ってきます。
使用器具によっても違いがありますが、一般的なヒーターなどで灯油を使った場合、1Lあたり2.5kgの二酸化炭素が排出されます。電力の場合は、火力発電として考えて1KWの電力で一時間に約0.3~0.7kgの二酸化炭素を排出します。
大体の目安を知るためには、使用する暖房器具の使用電力を調べて一時間の使用電力量と二酸化炭排出量を計算する必要があります。
冬の室内温度をついつい高めに設定してしまいがちなストーブやヒーターですが、石油高騰の影響もあって出費もバカになりませんよね。そのため、暖房費を節約する様々な方法やグッズなどが販売されています。
足元の冷えにはひざ掛けや毛布などを利用している人も多いですが、最近ではパソコンにつないで少ない電力で使うことのできる座布団やフットウォーマー、カップウォーマーなどもあります。
USBに接続して使うので、オフィスのウィームビズグッズとして手軽に利用できるのも嬉しいですね。
お湯を入れて布団を温める湯たんぽは、日本で昔から使われてきた暖房器具の一つです。
頭寒足熱という言葉がありますが、人間の身体は、足元を温めるだけでもかなり血行がよくなり、体全体がぽかぽかと温かくなってきます。
ですから、湯たんぽの使い方で特におすすめなのは仕事中や勉強中など、暖房では頭までボーっと温かくなってしまうと困るときです。
足元に湯たんぽを置き毛布などで下半身全体を包んでおくと、暖房器具を使わなくでもかなり温かく過ごすことができるんですよ。
女性の間ではかなり浸透している見えないおしゃれが、高機能下着です。有名スポーツメーカーや下着メーカーなどが、オシャレなアンダーウエアを開発しています。中でも、湿気で発熱する繊維や赤外線を放出する素材を織り込んだ生地を使ったキャミソールやTシャツ、靴下、腹巻などはかなりの人気で、それなりの値段でも売り切れが続出するほどです。
ファッション性の高い服装でも合わせられるようにより薄く、身体にフィットしたデザインのものも増えてきています。こういった高機能アンダーウエアは女性用だけでなく男性用のものも種類が豊富ですので、ぜひ一度利用してみてください。
昔のババシャツとは全く違う、想像以上の温かさにきっと手放せなくなりますよ。
簡単でおしゃれにウォームビズファッションを着こなすために便利なのが、マフラーやスカーフ、ネックウォーマーなどの小物です。
首周りには「風穴」というツボがあります。ここを冷やすと風邪を引きやすいといわれている場所で、逆にここをあたためておくだけでもかなり身体を温かく保つことができます。
マフラーやスカーフなどはジャケットの上からだけでなく、ちょっとかけておくだけでも全体のコーディネイトとあわせやすいものを選ぶと、室内でも手軽な防寒グッズとして利用することが出来ます。
こういったファッション小物を活用するとで、ウォームビズをよりおしゃれに着こなすことが出来ますよ。